ルッツ、フリップ、サルコウ、アクセル、ループ、トウループの違い・見分け方！４回転ルッツやクワッドアクセルの難易度と基礎点【フィギュアスケート】

GPF2019が開幕したのでジャンプの違いを書いてます

フィギュアスケートはルールが複雑なので得点の付け方やジャンプの見分け方を把握すると一段と楽しく観ることができますよ♪

ルッツ、フリップ、サルコウ、アクセル、ループ、トウループの違い
ルッツ、フリップ、サルコウ、アクセル、ループ、トウループの見分け方！
４回転ルッツやクワッドアクセルの難易度と基礎点【フィギュアスケート】
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ルッツ、フリップ、サルコウ、アクセル、ループ、トウループの違い

フィギュアスケートの６種のジャンプの大まかな違いを表にまとめました！

名称	向き	滑ってくる足	踏み切る足
サルコウ	後	左	左(エッジ)
ループ	後	右	右(エッジ)
トウループ	後	右	左(トウ)
フリップ	後	左	右(トウ)
ルッツ	後	左	右(トウ)
アクセル	前	左	左(エッジ)

ジャンプの違いを見分けるには踏み切る足や滑走の向きが重要になってくるので、注意して見ていると面白いです(◍•ᴗ•◍)

ジャンプの違いを観察していると羽生結弦選手や日本や海外の有名な選手以外のショートプログラムも楽しく観戦できるようになってきます♪

ルッツ、フリップ、サルコウ、アクセル、ループ、トウループの見分け方！

６種のジャンプの違いを見分ける為に各々の具体的な特徴を解説しています。

中でもルッツとフリップの違いが難しいので、比較して見比べて下さいね(◍•ᴗ•◍)

逆にアクセルは他と違うので分かりやすいと思います〜。

ルッツの見分け方

ジャンプの直前に体重が左足のエッジの外側に乗ってる状態。

少し長めに左足の外側エッジに乗って後ろ向きに滑走し、左肩をぐっと入れて右のトウを突いて飛びます。

左足のアウトエッジに乗ってるからルッツですよね？予備動作があまりにもなく簡単に飛ぶから間違えられたかな。大ちゃんはフリップが好きでどんな時も跳べるそうですが、私はフリップもいいけどルッツがさらに好きです（≧∇≦） pic.twitter.com/NVeskOGNs9

— 青き衣を纏いて銀盤に (@oritatubeshi) December 6, 2014

MEMO

左足外側エッジというのが重要なポイント

滑走で描いた軌跡と反対の回転をかけながら踏みきるから難易度が高い(´•̥ ω •̥` ‘)

左足内側エッジに体重を乗せてしまう正しくないエッジとなり減点対象となります。

フリップの見分け方

ジャンプの直前、体重が左足がエッジの内側に乗ってる。

2016年４月、世界で初めて4回転フリップに成功しギネス認定された宇野選手。
一般的な4回転ジャンプは左に曲がりながら左足で氷を蹴るので流れで飛べるが、4回転フリップは左に曲がる勢いを右足で止めてから飛ばなければいけないので流れでは飛べず難易度が高い（グッとスポーツより）#宇野昌磨 pic.twitter.com/TsTkKlPfZg

— ふじこ (@m8mnos2) February 15, 2018

MEMO

前向きに滑走して踏み切る直前にパッと後ろ向きになって飛ぶ事が多い

フリップを見極める事が出来るならジャンプ通とされています(▰˘◡˘▰)

サルコウの見分け方

左足で滑りながら右足を振り上げて飛びます。

ハの字サルコウゆーたらわたしの中ではもーこのお人しかいない。この綺麗に伸びた右脚✨からがっつりハの字なしてここから跳べるのか？物理がわからない。エレガント！わんだほー！やっぱりサルコウはミキアンドー（刷り込み） pic.twitter.com/EzsiwLmZlo

— 🌸Umico🐳 (@Umic03) July 2, 2019

MEMO

踏み上げた瞬間、内股がハの字になるのが特徴

イメージは踏み切った絵がスキーのボーゲンのようなイメージです

ジャンプする直前の体の進行方向がジャンプの回転方向と同じであるために、滑る勢いをそのままジャンプに活かしやすいので難易度が低い位置付け。

アクセルの見分け方

アクセルは前を向いて踏切り後ろ向きで着氷します。

#ジャンプの見分け
全日本＆ロシア選手権が近づいてきたのでジャンプを見分けられるようになろう！ということでヴォロノフさんの各ジャンプのGIFです。佐野さん曰く「彼はクセのない非常にスタンダードなジャンプを跳びますね」
まずはアクセルジャンプ。唯一前向き踏み切りのジャンプです。 pic.twitter.com/BEsZ7vq3DL

— えんたーぷらいず (@BlueSpreadEagle) December 16, 2017

MEMO

６種類の中で唯一前向きのまま踏み切って飛ぶ。

回転数は1/2回転加わり、１回転がシングルアクセルとなります。

ループの見分け方

右足で踏切りでトウを使わないでジャンプします。

ジャンプ直前に椅子に腰掛けたような姿勢が分かりやすい！

ループジャンプの見分け方：
ジャンプ前に足をクロスさせて両足でジャンプする。 pic.twitter.com/LtHHahI2ps

— KAZ.Scarabeo (@scarabeo2010) March 26, 2014

MEMO

踏切前に足がクロスするのがポイント

右足外側のエッジで滑りながら、左足をやや前に出して滑った勢いを使って踏切ります。

着氷した右足でトウピックの助けなしに再び飛び上がらなければならない為、トウループよりも難易度が高い位置付けになっています。

コンビネーションジャンプの２番目に跳ばれる事が多いです。

トウループの見分け方

右足で滑走し左足のトウをついて踏み切るのがトウループ！

トウループはtoe loop のカタカナです。toe 足指、つま先、loop は回転
英語でもtoe loop jumpです。 pic.twitter.com/teVLIF1NuI

— Clara Kreft 🤨 (@808Towns) December 23, 2018

MEMO

滑走の流れから一番自然なジャンプに見える

ループと同じくコンビネーションジャンプの２番目に跳バレる事がが多いです。

滑ってきた軌道を利用しながら飛ぶので一番優しいとされています。

４回転ルッツやクワッドアクセルの難易度と基礎点【フィギュアスケート】

６種のジャンプに応じた基礎点を参考にしてね

名称	基礎点
４回転半アクセル	１２.５０
４回転ルッツ	１１.５０
４回転フリップ	１１.００
４回転ループ	１０.５０
４回転サルコウ	９.７０
４回転トウループ	９.５０
３回転半アクセル	８.００

６種のジャンプの難易度は一番上が難しく、下に行くほど易しくなります。

基礎点もジャンプの難易度に比例して差がつけられていますが、２０１９年はアクセルの基礎点が下がっているのでルッツとアクセルの基礎点の差が１点しかないのが違和感です。

アクセルの習得は難しい事と足を痛める可能性があるのでルッツを安定して飛べるように訓練する選手が多いようです。

この記事では大まかに説明しましたが、フィギュア観戦がより楽しくなるので元フィギュアの小塚崇彦さん監修の「フィギュアスケート観戦ガイド」を是非参考にして見て下さい♪

発売日	2019年11月1日
出版社	マイナビ出版
形式	電子書籍
ページ数	116ページ
監修	小塚崇彦
価格	~~1,408円~~→704円(→ebook)